プロフィール最終更新日:
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- Ama1210
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今思えば、実らない恋ばかりだった。
かなしい。
みんな満ち足りてていいよな
俺は、生きてる価値はないのか
そうだよな、こんなだもん
しかたないさ。
まあ、生きてなくていいよな
こんなやつ
僕を救ってくれたのは1人だけ
他は信用できない
付け加えがたなので、1度に全部はかきません。
楽しんでください
「いまいくよ!」
「はやくこっちに来てよ!ロバート!」
こっちが友人の、エミリー。僕が長年思いを寄せてきた、かわいくて、思いやりのある、優しい人なんだ。
こないだ、教室の隅っこで、泣いていたときは、大丈夫?元気出そうよ!と、言ってくれたし、もうそろそろ、告白してしまおうかと、計画も立てている。
こうだ。学校の下駄箱に、ラブレターをいれておこう!という、ありふれた作戦だ。
「なに?」
「みてよ。ほら・・・」
なにをだよ。エミリーには、少し物わかりの悪いところがある。
僕は、月曜日の放課後、クラスメイトの、ケビン、ジョンといっしょに、近所の公園に遊びに来ていた。だけどもう六時。そろそろ帰ろうかと、帰り始めた時だった。
「ちょっと、・・こっちきてくれる?」
エミリーが僕を呼び止めた。顔が真っ赤になっていた。
「ん?」
エミリーは、周りを見渡して誰もいないことを(ロバートにはそう思えた)確認してから、口を開いた。妙にもじもじしている。
エミリーは僕と目を合わせようとしない。ずっと下を向いたままだ。
「あのね、あの、・・」
ここぞという時に、後ろから声がした。
ケビンとジョンが、公園の塀のはしから顔をのぞかせていた。エミリーは、顔を夕焼けに負けないくらい赤くして、
「あら、もうこんな時間!」
「なァ、ロバートォ」
「なに?ケビン」
「顔真っ赤なエミリーと一緒に何してたんだ?」
「そうだよ、ロバート、何してたんだよ」
あ、そっか、あの後、エミリーは何を言いかけたんだろう。考えたこともなかった・・・
「ま、いいじゃん、帰ろ!じゃあな、ロバート!」
ケビンとジョンは帰って行った。
勝手な奴だな…
そう思いながら帰っていた時だった。
後ろから声がして、とっさに振り替えると、そこにはジョンがたっていた。