Perfil de dropwithmoon

PerfilÚltima actualización: 08-10-2011

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dropwithmoon

Self introduction

以下、炉心融解 PVの詳細。

悪コメは絶対にやめてください。絶対です。これだけは守ってください。ここから下は私がこの作品に掛けた想いと、この作品を作った理由がかいてあります。なるべくたくさんの方に見ていただきたいです。嫌悪感を抱いた方は、いますぐBボタンを押してください。悪コメはやめてください。

皆さまがおわかりのように、この作品の題材は3.11と原発問題です。今年の夏休み、学校の宿題で原発と原爆についていろいろと考えさせられました。日本は世界唯一の被爆国であり、当時原爆で亡くなられた方々は、日本人を代表して、ではなく世界全体の人類を代表して残酷な兵器に焼かれたのではないでしょうか。

一万二千度という並はずれた温度。音よりも速い爆風。それらは一瞬にして人間の皮膚を焼き尽くし、爆風の圧力で細かくガラスは割れ人々の体を貫きました。ましてや、それは私と同じ人間が作ったのです。本当に恐ろしい。その後も残留放射線で苦しみながら、息絶えた人も少なくありませんでした。なんて惨いのでしょう。でもこの出来事は、当時の日本人も加害者だったと思います。確かに日本人は被害者でもありましたが、この出来事の引き金を引かせたのも、日本人だったはずです。そのことを私たちはしっかりと理解していたのでしょうか。

もし、本当に理解していたのであれば、今回のようなことはまず起きなかったと思います。

またなぜ、電力発電に原子を使ったのでしょうか。もし一歩間違えてしまえば、人類をも脅かす殺戮兵器になりかねない。そのことは、薄々気付いていたはずです。しかも日本は地殻変動の激しい国。そのリスクは他の国々よりもあるとわかっていたはずです。唯一の被爆国、そして核廃絶のメッセージを送っている日本が、「知らないふり」をしていたということは否むことのできない事実だと私は思います。

私は「核と人類は共存できない」という言葉に共感を抱いていました。実際に、今年の夏休みに様々な資料を調べて、核の成す悲しい最期に涙が出ました。もし核と人類が共存できると断言できる人がいるとしたら、原爆についてよく調べてみてください。目を逸らしたくなる事実が良く分かると思います。

今まで私たちが使ってきた電力の何割かは原発からのものでした。でも私は例え電力が無くなっても良い、どうか未来の子たちに怖い思いをさせないように原発を全て消して欲しいです。私は女の子です。将来は家庭を築きたいと考えています。私は、日本で子供を産んでも大丈夫なのでしょうか。もしかして、もう私自身が手遅れでしょうか。

夏休みの宿題を手につけるまで、私は3.11のことを遥か昔に過ぎ去った出来事だと、無意識に考えていました。薄情者です。ですから、私の脳に濃く焼きつけられるようにこの作品を作ったのです。でも私はこの一ヶ月間、逃げてきました。完成しているのに、この作品をあげて私の想いを誰かに聞いてもらうのが怖くて。傲慢だって、批判されるかもしれない。そう考えるといつもひるんでいました。だけど、もうやめにします。ちゃんと誰かにこの気持ちを受け継いでもらえるように堂々とします。昔は昔、今は今。振り返りすぎるな。そうかもしれないけど、だからこそ出来ることがあるはずです。「微力だけれど、無力じゃない」。長崎の女子高生の合言葉を心に刻んで、今私たちに何が出来るか、考えてみませんか。