プロフィール最終更新日:
- はてなID
- hidekitakayasu
- ニックネーム
- 高安秀樹
- 自己紹介
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名古屋大学理学部物理学科で非線形物理学・統計物理学を勉強し、同理学研究科で博士号取得(研究テーマはフラクタル、朝倉書店の「フラクタル」は学位論文をベースにしています。その後、京都大学理学部物理学教室で学振特別研究員として乱流の研究、神戸大学理学部地球科学科、助手+助教授として、地震の数理モデル、河川の形成モデル、エアロゾルのモデル、金融市場のディーラモデルなどフラクタルとベキ分布に関連した数理モデルを研究。その間、客員研究員として米国エール大学にてマンデルブロ教授、ボストン大学のレドナー教授・スタンレー教授と研究を進める。その後、新設された東北大学大学院情報科学研究科に教授として移り、情報流変動・脆性破壊のシミュレーション・ランダム乗算過程・触媒反応モデルの研究をする。同時に、経済物理学という新しい研究分野の名称を提案し、物理の視点からデータに基づく経済現象の解明を行う。1997年よりソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、2009年より日本学術会議連携会員、2010年より、明治大学先端数理研究所客員教授兼務。現在の主たるの関心事は、現実の社会を変えるような経済物理学の応用、並行して、ベキ分布に関連した基本的な数理の研究も進めます。一般書は、「経済物理学の発見」(光文社新書)、翻訳として、マンデルブロ著「禁断の市場」(東洋経済新報社)など。