二宗純子

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”指談” 〜「二度と意思疎通できない…」と諦める前に〜

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”指談” ~「二度と意思疎通できない…」と諦める前に~

Self introduction

はじめまして


私は岡山県在住の

二宗純子(ニシュウジュンコ)と申します。


私の息子は2012年脳内出血で倒れました。

そのため、半身麻痺水頭症、高次機能障害のある

身体となってしまいましたが、

自立した生活ができるように、リハビリを続けてきました。


しかし、2014年髄膜炎発症し、

遷延性意識障害を起こしてしまいました。


いわゆる”植物状態”になったのです。


「何を言っても、しても、本人にはわかりません…」

「体を動かすこともありません…」

「ずっとこのままの状態です…」


と、ドクターに言われました。


そんな時に、出会ったのが

白雪姫プロジェクト』をされている

山元加津子先生牧野順子先生でした。


山元先生から


植物状態で会っても

本人には周りのことがすべてわかっていて、

伝えたい思いを持っている。”


”ただ伝える手立てを持っていないだけ”


ということを教わり、

牧野先生からは、


”そんな人とコミュニケーションが取れる

『指談』という方法がある”


ということを教わりました。


実際に、牧野先生には息子の思いを

『指談』で読み取っていただいたり、

私が息子の思いを読み取れるように、

『指談』のやり方を教えていただいたりしました。


植物状態の息子と話ができる!」


親として、こんなに嬉しいことはありません。

どれだけ、この『指談』に救われたことか。


世の中には、今現在植物状態の方が

何万人もいらっしゃると聞きました。


また交通事故などで、意識が戻らないでいる方も

大勢いらっしゃいます


そのご本人もご家族も、

どれほどお辛い思いをなさっているか


私はそういった方々や

医療現場で働いておられる方々に

ぜひ、『指談』のことを

知っていただきたいと思っています


息子の病気きっかけに知ることができた

『指談』ですが、この『指談』で


「そんなことまでできるの?」


と、驚いた出来事が2つあります


その1つは、自閉症などの発達障害

お持ちのお子さんの

『本当の気持ち』を『指談』で

教えてもらうことができるということです。


私は息子が倒れる時まで、

小学校教員をしていました。

支援学校ではなく、普通公立学校です)


毎年毎年違う学年、違うクラス

担任となるのですが、

どのクラスにも発達障害のお子さんがおられました。


教師として『児童理解』は

一番大切なことです。


ですから発達障害について

かなり勉強しました。


しかし、うまくコミュニケーションが取れず、

とても悩んだ経験がありました。


「この子のことをもっと知りたい!」

「でもわからない…」

「どうすればいいんだろう…」


そんな経験があったからこそ、

『指談』で


「その子気持ちがわかる」


ということを知った時には驚きでした。


『指談』で

自分気持ちがわかってもらえた!

と、嬉しそうな笑顔を浮かべる子供達を見ていると

なんだかこちらまで幸せ気持ちになりました。


教員時代に、この『指談』のことを知っていたら、

子供達と『指談』でお話ができていたら、

どれほど子供も、そのご家族も、私までもが

助かっていたことか…


からこそ、障害をお持ちのお子さんや

家族の方だけでなく

学校先生方にも是非、

『指談』のことを知っていただきたいのです。


『指談』についての驚きの2つ目は、

認知症の方とも

お話ができるようになるということです。


私の母は現在認知症で、

言葉ほとんど出ません。


それでも、

「指談でお話ししようね。」と言って

手を取ると、ゆっくりわずかですが、

指を動かしてくれます


外見からだけだと、

まるで何もわかっていないように見えるのですが、

『指談』を使って話をすると

”わかっている”ということが伝わってきます


そして、本人も喜んでいるということがわかり、

本当に有難いことだと思っています


ですから家族のどなたか

認知症になっておられる方や、

介護施設で働かれておられる方にも

ぜひ『指談』を知っていただきたいのです。


このような思いから、現在

『指談』の講演会&ワークショップを行っています


講演会では、息子の闘病生活の様子や

実際に『指談』で会話している時の様子を

映像を交えながらお話しさせていただいています


ワークショップでは、
『指談』を体験していただいたり、

読み取ってほしい方がいらっしゃる時には、

牧野先生が読み取りをしているところを

見ていただいたりします。


実際に、『指談』のことについて、

見たり、聞いたり、感じたりすることにより、

『指談』についての理解

深めていただけることと存じます


今『指談』を必要とされている方は

たくさんいらっしゃると思います


意識障害から

発達障害から

認知症から


『わかってもらえない…』

『わからない…』


そんな辛い思いをされておられる方に、


大丈夫ですよ!』

お話しできる方法がありますよ!』


とお伝えしたいと思っております


もし、講演会ワークショップのご依頼があれば、

全国どこへでも参ります


お気軽にご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


二宗純子

090-1688-2802