つばさ's Profile

1994年4月10日生まれ。長野県長野市出身。京都大学4回生。

信念は、「ひとを幸せにするのは、ひと」

大学卒業後は、「林業家」になることを希望。

最終目標は、「むらづくり」、そして「生態系づくり」

現場の学びでしか、ひとは動かない

1年間の東北でのインターンシップで、農村漁村へ足を運び、生産者の話を聞いて回りました。そこで得た学びは、大学では得れるものではなく、それは頭でわかっていても、身体でわかっていないことでした。机上でいくら勉強しても、そこから行動に移すことはほとんどなく、行動を伴う学びは現場でしか得られないのだと実感します。

僕たちは、いろんなものに支えられて生きている

また、そこで初めて一次産業の世界に触れ、その大切さを知りました。自分の命を生かす、食べ物、水、空気、それら全ては、自分の手の届かない場所で循環しているのだと。その世界を相手にしているのが、一次産業の生産者であり、その人たちがいるからこそ、自分は生きているのだと感じました。一方で、そんな当たり前のことを意識せずに生きていける、街での生活が怖いなと思いました。自然への敬意がこんなにも薄れた社会では、この社会は成り立たなくなるのだろうと思います。

この思いから、「現場に行きたい」そして、「一次産業に携わりたい」と思うようになりました。

林業家という職を、まずは身につける

いま、僕は、林業をしたいと思っています。

それは、農業も漁業も、生産者として、食べ物を育てているのだけれど、農業や漁業が成り立つためには、もっと根底の、豊かな土、豊かな海がなければならないのだと、知りました。そこで、その循環に原点に関わる、「森」に興味を持つようになり、「林業をしたい」と思うようになりました。

林業、その先にあるもの

ただ、僕のしたいことは林業だけではありません。自分の食べるものを、自分でつくること。自分の住む家を、自分でつくること。自分の使うエネルギーを、自分でつくること。自分が生きるうえで必要な、衣・食・住・教育・医療・エネルギーを創りたいと思っています。それは、いまの時代がすべてお金によって清算され、外部に依存する状態への危機感からかもしれません。

また、この自給自足的な暮らしを、自分だけでやるつもりはなく、自分の特技を持ったひとたちで集まり、お互いに補い合う。そんな新しい「むらづくり」、そしてひとと他の生き物が共生する「生態系づくり」ができればと思います。

だからこそ、僕の最終目標は、「むらづくり」です。

僕の信念

それは、一人でやっても楽しくないのとともに、一緒にやらないと寂しいということがあります。お金は決して、ひとを幸せにするものではない。

「ひとを幸せにするのは、ひと」だと思います。

だからこそ、お金が重視される世の中で、

「本当に大切なものを、大切にしながら、生きていける」方法を模索し続けたいと思います。

このブログの意義

このブログは、模索を続ける過程を綴るものであると同時に、「仲間づくり」だと考えています。これから、新しいむらをつくる仲間を求めて。

その意味で、このブログのテーマは、「誰かと心を通わせること」

好きなものを好きと言い、共感するものを応援する。そんな場をつくっていきたいと思います。