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これまでは一行紹介だけで済ませてました。
「さらっと伝えて、あとは語義、語源等を調べたりして、各々勝手に理解してもらえれば良いや」と考えていましたが、蛇足を付しておこうと思います。
「相対主義って何じゃ」という方のために、正反対の想像しやすいものを提供します。
絶対普遍(または不変)の真理や法則のたぐいを信じたい人は、宗教に帰依したりします。
僕は、対義語ふうにいうと、単に、「相対可変の視座に立ちましょう」と言っているので、どの宗教も信じない代わり、どの教義もかじることまでは拒絶しません。理解する目的の限りで。
そういうわけで、他の学問等でも、理解可能な限り、通説も異説も知りたいと考えています。
ちなみに、科学者自身も認める例があるのですが、客観的実験と客観的観測・データに基いて、一義的に真理(抵抗がある方は、世界や事物のありようとでも読み替えてください)にたどり着こうという営みが科学であるなら、「科学もひとつの宗教だろう」と思われるわけです。
なので、僕は、科学全盛の世界に生きてるけれども、科学も一部で信じながら、一部で信じていません。
という風に展開してくれば、絶対の立場から一刀両断なことをいう人に対するアンチテーゼを出したがる人=相対主義者なんだな?とご理解いただけるかな…と思います。