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インターネットの海を彷徨う空虚
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昨日の17時ごろの話だ。
私はいつものように仏壇の目の前で手を合わせ、写真の人物に向けて冥福を祈っていた。
彼とは数年前、たまたま道端で出会ったのだ。
会ってしばらく話している内に仲良くなり、さて早速私の家に招待した形となる。
厳密にいえば、私が半ば無理やり連れて行ったという方が正しいのかもしれない。
私は家で彼を数時間ほどを話した後、テーブルに乗せて彼を眠らせた。
その後、彼を用意していた油の入った鍋に放り込み、小一時間揚げた後、キッチンペーパーを乗せた黒い四角形の皿に盛りつけ、リビングのテーブルまで持っていき、食した。
クリーミーな食感でとても美味しかった。
こんなにまで美味しいやつが今までにいただろうか…?
私はそのあまりの美味しさに感激し、彼に感謝するべく彼専用の仏壇を立て、毎日彼に祈っている。
私の目の前にある写真の中には、三日月のように丸まった真っ白で綺麗な彼がいた。
盛り付けたときの画像を使っているのだ。
- 言語
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曰本语