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- かえる
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北沢かえるは、細々と売文業を営みつつ、電脳世界の片隅、はてなブログとハイク、ブクマ、mixi、Twitter辺りで、くだを巻いています。
北沢かえるは、『完全無欠のワンマンアーミー』こと、闘う兼業主婦を目指して、日夜努力しております。
好きな言葉。「Memento mori」、「愛は消えるが、親切は残る」、「みんな、星になってしまえばいい」、「人間は労働を通して社会的存在になる」、「そんな暇とエネルギーがあるのなら、キッチンの流しでカビだらけになり、腐敗臭を発している君の茶碗や箸を今洗いなさい」、「ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ」、「Life is very long when you're lonely」、仕事は来た順」、「勝手に変えていいってルールだもん。そんなのインチキじゃん」、「危機センサーを働かせるんだ」
日記のタイトルの「働けば自由になる」とは、アウシュビッツ強制収容所の門などにかかげられていた標語です。
「働かざるもの食うべからず」ってこんな世の中にぃい、ポイズン♪
「この日記の『働けば自由になる』というのは、アウシュビッツ強制収容所の門にかかげられていた標語『ARBEIT MACHT FREI』からとったものだ。だからといって、私は、強制収容所を賛美しているわけでもなく、ナチズム信奉者でもない。この標語に込められた皮肉が気に入って、タイトルに使っている。(最近は、ハッキリ、書いておかないと、面倒が多い)
この標語は、1990年のある日、突然、メモ用紙に書き殴り、デスクマットの下にはさんで以来、個人的な諦観にピッタリなので、なにかと使っている。ウェブで日記を公開しはじめたときも、迷わずタイトルに採用した。
バブル期のまっただ中に、私は就職した。当時、日本も、私がいた業界も、空前の好景気にわいていた。目がまわるほど忙しくても、どこか社内の空気はカラッとしていた。“働けば、働いた分だけもらえる”という明るさがあった。なわけで、下っ端の私もバリバリ働いた。自分の時間はなくなったが、それはそれで新鮮で、会社の中の一部品として、いかに効率よく働くか。一部品なりに、そういう美しさに酔っていた気がする。
だが、ある日、終電で帰宅したら、母親がまだ起きていた。テーブルの上には冷たくなった料理。それも自分の好物ばかりで、気が付いた。
涙があふれて止まらなくなって、こんな生活をやめようと思った。
ほどなくして会社をやめ、現在までの浮き草暮らしがはじまるわけだが、失業とは、なんと恐ろしい状態なのだろうか。やってみなければわからないとはいえ、日本という国が、会社本位制社会であることが、身にしみてわかり、愕然とした。アパート一間借りるにせよ、身分証明をするにせよ。若い無職の女なんぞは、まったく信用されず、人間扱いされないわけで。ああ、働いていないことは罪悪なんだなと。で、また、あの標語を思い出したわけだ。
最初にデスクマットの下にはさんだときは、“働けば、働いた分だけ、金は入る。世の中、金で買えないものはない。金こそ自由だ”みたいな感じだった……と思う。まあ、時間の自由がない分、金を使うってことだ。
失業して以降は、“働かない奴はいることすら罪なのだ。存在を許されたくば、死ぬまで働け”ってことだと……解釈するようになった。
どっちにせよ、この国には、働く以外に、自由でいられる選択はないのだ。
わかりたい人だけわかればいいと思っていたが、書いておかないと誤解する人も多いようなので、書いた。今日、『結婚の条件』ISBN:402257884Xのも、一因だが」
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