杉崎賢次郎

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巨樹500枚を描くことをライフワークにしています。現状があまりにもひどいので、“巨樹巡礼”を通して日本の緑を大事にする気持ちを訴えていきたいからです。

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杉崎賢次郎
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巨樹500枚を描くことをライフワークにしています。現状があまりにもひどいので、“巨樹巡礼”を通して日本の緑を大事にする気持ちを訴えていきたいからです。

Self introduction

これまでに100本を超える巨樹を描いています。枯死、火遊びによる火災、落雷、台風、根を切られたもの、舗装道路やコンクリートでいためつけられているものなど、問題があるなと思った木が約30本ありました。原因が分からずに衰弱して樹皮がはがれ、弱ってくるカシなどの巨樹もあります。

公害、都市化、周囲の木を切ること、水が少なくなっていること、車がたくさん走っていること、あるいは酸性雨、光化学スモッグ、温度の上昇による乾燥化などが原因だという話もありました。


■「甲虫王者ムシキング」シリーズ

外国産のクワガタムシやカブトムシがコンピューター画面上で対戦するゲーム「甲虫(こうちゅう)王者ムシキング」シリーズが、子供たちの間で根強い人気があります。

かつて各地のゲームセンターで週末ごとに開かれていた大会は、腕自慢の小学生たちが詰めかけ、熱気を帯びました。

ゲーム人気の相乗効果もあり、クワガタムシやカブトムシなど外国産甲虫の輸入量は年間200万匹を超えました。ホームセンターや郊外の大型スーパーなどで普通に売られ、子供にねだられた親が買い求めていく。東京都内の昆虫専門店では常時50種以上を販売しており、輸入元は東南アジアや南米、アフリカなど世界各地に及ぶといいます。

外国産甲虫が手軽に買えるようになったのは1999年。農林水産省が「国内の農産物に被害を与える心配がない」として、植物防疫(ぼうえき)法の規制を緩和し、輸入を解禁したことがきっかけでした。いまでは496種のクワガタムシと553種のカブトムシの輸入が認められています。

これに伴って、深刻な問題が生じています。外国産甲虫が野外で見つかる例が増えているのです。野生化した外国産の大型甲虫が、限られた住みかとエサを、国内の在来種から奪ってしまう恐れがあるためです。