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Self introduction

雨の日に、十字路になっている交差点信号待ち。

道のむこうに、全身がもやもやした影みたいのに包まれた

男性が立っていた。わーやなかんじ、と思って傘で顔を

隠して通り過ぎようとしたらすーっとその人が寄ってきて

すれ違いざまに「よく気付いたな」と小さな声で言って

通り過ぎていった。

足しションベンするかと思うくらい怖かったっす。マジで


ある女子大生2人(A子とB子)がコンパして4人で飲んでて、

その後男とは別れて、家へ帰ろうとしたんだけど、

よっぱらってたからB子はA子のアパートに泊まることになって一緒に帰った。

A子の部屋についてB子がベッドのところに座った。

B子は思い出したかのようにA子に、

「買い物あるからコンビニ行こうよ」って誘った。

A子は行かないと言っていたが、あまりにもB子が誘うので行くことにした。

鍵を閉めて外に出たところでB子は警察に連絡をした。

なんとA子の部屋のベッドの下の隙間にナタを持った男がいた。

 B子は窓ガラス越しに男がいることに気づき、そこで声を出したならきっと殺されるという

考えから、機転をきかせてコンビニに行こうと誘った。

 その男は近くにある精神病院から抜け出してきた患者だったらしい。


もう前の話でごめんなさい。10年ぐらい前、お互いが実家のため

週末は彼氏と港北のラブホに泊まってました。

色々行ってみたけど、結局お気に入りができていつもそこに泊まってた。

港北のどっかのラブホオバケでるらしいよって噂は聞いてたけど

二人とも信じてなかった。なんでも殺人があったらしい。

ある日、お気に入りが満室で別のとこに行った。

寝ようとしてベッドのトコにある電気を消そうと彼が振り向いたか

私もなんとなく振り向いてスイッチを見てたら、(回すタイプのやつ)

彼が触る前に勝手スイッチがくるっと回り電気が消えた。

慌てて彼がスイッチを元に戻して「今の・・・見た??」「見た・・・

二人でしばらく黙り込んだ。

私は、霊感ってほどじゃないけど「ここなんかイヤな感じ」と

感じる場所がある。それを言うと彼がイヤがるから

言わないようにしてたけど、その部屋も入った途端ヤな感じしてた。

もうエッチ気分じゃなくなって、煙草を吸いにテーブルの方に

二人して移った。気のせい、気のせい、と二人で笑って忘れようとして

テーブルの上の「ラブホ」によくある落書き帳を何気なく

めくったら、「この部屋、やばいぞ」とか

「ここの窓からまっすぐに見える隣のホテルの窓の部屋で

 例の事件があったんだって。俺達、この部屋で金縛りにあった。

 もう帰る。この部屋に泊まるカップルは、気をつけろよ」

っていう書き込みが、かなりマジな口調でたくさんあった。


常設テントキャンプ場で宿泊した時、自分らの泊まったサイトには8人用の大テントが7つあったんです

私らはその中の第7点と7テント。一番端っこでした。

夜中トイレに行って帰ってくると、誰もいないんです

みんな寝てたはずなのに。

 え、と思って外に出てテントを見ると「第8」と書いてある。

なんだ、俺は第7じゃん、と思って一つ前のテントで寝た。

 ・・・いえ、気づいてたんです。「第8テントはない」ということは。

でも怖かったので、自分の思い違いだとむりやり信じ込んで寝ました。

翌朝、第8テントは消えてました。


のある日2組のカップル海水浴に出かけました

仮にA君、A君の彼女、B君、B君の彼女します。

A君はバイクを持っていて一人で乗ってB君は車を

持っていて残りの3人が乗っていました。

日が暮れて、帰る時にふとB君が「競争しようぜ。」

といいます。そこでA君のバイクと、B君B君の彼女A君の彼女

乗る車とでお互いの家まで競争することになりす。それぞれの

カップル同棲しており、同じアパートで知り合った4人なのです

先についたのはB君たちの乗る車でした。勝ったのに喜ぶ

B君のカップルに、A君の彼女は少し心配気味です

A君はバイクの運転はとても上手いので、本当なら

先についていて当たり前なのです

その日A君は帰りません。

そして次の日、目覚めたA君の彼女

信じられないことを聞きます

B君とB君の彼女がとても悲しげで不安げな様子で部屋にきています

「あのさあ・・・」B君が口を開きます

「今朝警察から連絡があって、Aのやつカーブ事故で死んじまったらしいんだよ・・・

ガードレールに、凄いスピードで激突して・・・即死だったらしい・・・

A君の彼女はずっと考えていましたから、万一のこともあるだろうと

分かってはいましたが、やはりショックで泣き伏せてしまます

しかしB君達がさらに驚くべくことをつげるのです

さきに切り出したのはB君の彼女です。2人の体が

とても震えているのをA君の彼女は感じます

「朝・・・連絡があったって言ったじゃない?・・・

「あのね、驚かないでね、あたし達そのあと部屋に誰か来たの。」

「誰だろうと思って・・・それで誰だ?って聞いたら・・・・・」

『Aだって言うんだよ・・』

B君が割って話してきます

A君の彼女は何を言っているのか分からず只聞いています

『悪い冗談だって思って、すぐに怒鳴りつけてやろうと思ったけど

あいつがきたの、俺らが電話を受けてからすぐなんだよ・・・から

誰かがふざける余裕なんてねえだろうし・・俺ら怖くて、それで

開けらんなかったんだ、そしたらかえってったんだ・・・

B君たちはA君の彼女にもしもAがきても決してドアは開けるなと

いいます。彼らが言うには、自分では死んだと思っていないAが

自分たちを引きずり込もうとしていると言うのです。B君たちが帰った後に

A君の彼女はA君との思い出を巡らせ一人泣いています

その夜。

A君の彼女はドアをノックする音で目覚めます

「来た・・・

彼女必死でそれを無視します。A君はドアを叩きつづけます

「おい!」「俺だよ!」

「ここを開けてくれよ!」

部屋の隅でA君の彼女必死に耳をふさいでいますが、彼との思い出と

懐かしさにたまらず、ドアの方に近寄ります

「開けてくれよ、俺だよ!」音はドンドン大きくなります

そっと近づくA君の彼女。ドアごしに見えるA君の影です

涙が出ます。気付けばA君の彼女はドアの前に立っています

ドアを開けそうでした。しかし、A君は死んでいるのです

A君の彼女必死で声を出しました

「・・なたは・・・・・んだの・・・!!」

ノックは大きくなります

そしてA君の彼女

せめて成仏してほしいと思い

決死の覚悟で一気にドアを開けます

あなたはもう死んだの!!!!」

『死んだのはおまえらのほうだよ!!!!』

A君の彼女は気絶していました。

そして、次に気付いた瞬間

彼女治療室のベッドの上にいました。目の前にはなんと

死んだはずのA君がいて、泣いて喜んでいます。状況が全く掴めない

彼女にA君は話しかます

競争して、俺が家に着いても、お前達はぜんぜん来なかったんだよ。」

「それで来た道を戻ってったらお前達の車がめちゃめちゃでさ・・・

「前の座席に座ってたB達は即死だった・・・

「でもお前だけは軽傷ですんでたんだよ。でもずっと気を失ってて・・・

A君の彼女最初はその事実だけを飲みこんでいましたが、

すぐあとにとても恐ろしくなり、ずっとA君に抱き着いています

即死だったB君たちは、生死をさまよっているA君の彼女

引きずり込もうとして、精神の中に入りこんできていたのです

あのままA君のよびかけをずっと無視していれば、A君の彼女

死んでいたのでしょう。


ジェリーが大人になった頃トムはもうこの世にいませんでした。トムは自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき

こっそりジェリーの前から姿を消しました。ジェリーの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです

トムはジェリーの心の中ではずっと喧嘩相手として生きつづけたかったのです

トムがいなくなったのに気づいたときジェリーは悲しみはしませんでしたが、退屈になるなと思いました。

トムとの喧嘩は最高にスリルのあるゲームでしたから。胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、それが何なのか、

ジェリーにはよくはわかりませんでした。トムの願い通り、ジェリーの心の中でトムはいつまでも仲の悪い喧嘩相手でした。

そんなある日ジェリーの前に一匹の猫が現れました。トムよりのろまで体も小さい猫です喧嘩相手のトムがいなくなって寂しかったジェリーは、

今度はこの猫を喧嘩相手にしようと考えました。そこでジェリーは、穴のあい三角チーズが仕掛けられたねずみ取りを利用して、

その猫に罠をかけることにしました。いつもトムにしていたように。

ジェリーは物陰に隠れて、ねずみを求めて猫がねずみ取りの近くに来るのを待っていました。そして思惑通り猫が罠に向かって近づいてきます

ジェリーはしめしめと思いました。いつものように、自分ねずみ取りにひっかかるふりをして、逆に猫をねずみ取りにかけてやるんだ。

うふふ。手か尻尾を挟んだ猫の飛び上がる姿が頭に浮かび愉快です

でも、その猫はトムではありません。猫はチーズの近くまで来たときジェリーが出てくるより早く美味しそうなねずみの匂い気づき

目にもとまらぬ速さで隠れていたジェリーに襲いかかってきました。ジェリーはいつもトムから逃げていたように逃げましたが、

トムよりのろまなはずの猫にすぐに追いつかれてしまい、体をガブリと噛まれました。ジェリーも噛みつきしましたが、

トムより体が小さいはずの猫は平気です

血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で、本当は鼠が猫と喧嘩して勝てるわけがないことと、いつもトムはジェリーに「してやられた」ふりをして、

わざとジェリーを捕まえないでいたことを、そのとき始めて知ったのです。トムの大きな優しさと友情に気づいたのです

そしてトムがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。かけがえのない友を無くした悲しみでした。

ジェリーの魂が体を抜けた時、空の上には優しく微笑みジェリーを待っているトムがいました。

「また喧嘩ができるね」

「のぞむところさ、今度こそは捕まえてやるぞ」


ある夜のことでした。

会社員のAさんは残業で遅くなったのでタクシーをひろいました。

タクシーの中では運転手さんといろんな話で盛り上がっていました。

そして、タクシーは山の中の暗い道を通りかかりました。

脇にはうっそうとした森になっており、他の車はみあたりませんでした。

その時、タクシーの運転手は人が変わったように暗い顔をしてこう言いました。

「いいですか、ここでは絶対に車の窓側を見てはいけません。絶対ですよ・・」

Aさんは豹変した運転手に驚き、「はい・・」としか言えませんでした。

なおもタクシーは森の中を走ります

しかし、おかしいなと思ったAさんはこう聞きました。

「なぜ見てはいけないのですか?」

でも、運転手に反応は無く何も言いません。

Aさんはだんだん怖くなってきました。

その時でした。

見るなといわれていた窓側から「う~う~」と言う声が聞こえます

なんだと思ってAさんは窓側を見てしまいました。

すると、窓にぬ~っと怒りを浮かべた男の形相が現われてAさんの顔を見てこう言ったそうです

「てめぇじゃねぇ!!」

そこからAさんの記憶はないそうです

何年か前、その山道でひき逃げ事故があり、男の方が亡くなられ犯人はつかまっていないそうです

そして、男の方は毎晩毎晩そこを通る車を調べ、自分をひいた犯人を探しているそうです