tsuchino-oto

tsuchino-otoさんのプロフィール

土取利行 Toshi Tsuchitori

プロフィール

はてなID
tsuchino-oto
一行紹介

土取利行 Toshi Tsuchitori

自己紹介

土取利行(つちとり としゆき

1950年香川県生まれ。音楽家パーカッショニスト

70年代前衛ジャズドラマーとして頭角を現し、近藤等則坂本龍一阿部薫高木元輝、音楽評論家間章らと音楽活動を展開する。渡米して伝説ドラマーミルフォードグレイブスと出会い、活動を共にする中で音楽の根源的な探求に導かれる。スティーブレイシー、デレク・ベイリー海外の多くの即興演奏家と共演。

76年よりピーター・ブルック国際劇団演奏家・音楽監督として「ユビュ王」「鳥のことば」「マハーバーラタ」「テンペスト」「ハムレット」最新作「ティエルノ・ボカール」などを手掛け世界的注目を集めている。一方、音楽の根源を求めてアフリカアジアをはじめ、世界各地で民族音楽の調査研究を続ける。

80年代より日本先史時代の音楽研究演奏へとむかい、古代三部作「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」を発表。とくに「縄文鼓」ではメキシコ古代楽器演奏集団トリブ、アイヌ安東ウメコと共演。

87年より桃山晴衣とともに岐阜県郡上八幡に活動の拠点「立光学舎」を設立し、地元の人たちとの文化活動にも力を注ぐ。また日本では大野一雄、慶人、田中 泯、山田せつ子など舞踏家とのコラボレーションを始め、五木寛之戯曲蓮如」の音楽制作、呉鼓打楽器集団での演奏活動など多岐にわたる活動を展開。

近年は旧石器時代の音を探求し、フランスの壁画洞窟内での演奏NHKで放映される。今年7月に南仏壁画洞窟での演奏CD化。同時に『壁画洞窟の音』として旧石器時代音楽論を著書で発表

CDオーガニックダンスパーカッション」「ドラムスカイ」「マハーバーラタ古代三部作復刻新盤「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」「暝響・壁画洞窟」他多数。

著書『螺旋の腕』(筑摩書房)『縄文の音』(青土社新刊『壁画洞窟の音』(青土社)訳書ハズラト・イナーヤト・ハーン『音の神秘』(平河出版