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【前回までのあらすじ】
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不幸少年上条当麻は、左右の鼻の穴に計4つのねじったティッシュを詰めていた。
「あの・・・鈴科さん?・・・ほんともう帰っていいですか?」
「ちょっと待って。聞きたい話があるの」
「なんだよ?」
一方通行は少し間を開けて、
「路地裏付近にあったあの『研究所』、一体どうなったか知ってる?」
上条は、うーんと首を傾けたあと
一方通行は眉をひそめる。
あの路地裏は隣にある商店街とつながった一般の人でもよく通るルートのはず。
ということは、
元々そこにはなかった?
それとも・・・・・・・
「分かったありがとう。それと・・・・ごめん」
もちろん本心ではない。演技のためだ。
たぶん。
「あ・・あぁ。別にいいって!こんなの慣れてっし!!あはははあ」
と、目に涙を浮かべ走り去ってしまった。
(・・・・・あいつのことは何かと気になるが、今は・・・・・・)
はっ、と思い出す。
(こんなことをしてなンになる。「この世界」の都合は
「別の世界」の人間が手を出す権利なんてねェ。この「鈴科百合子が」がなにをやったか知らねェが、別に俺の問題じゃねェだろ)
(俺の目的は「元の世界」に変えることだ。向こうの世界で打ち止めがどうかなってたらどォする?俺の守るべきものだけを考えろ)
だが。
(・・・・・・・・・・・・・・・守るべき・・・・もの・・・ねェ)
下さると嬉しいです。
公開中やで!)
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