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・特集「ポルトガル現代映画作家 ジョアン・セーザル・モンテイロ」
赤坂太輔、葛生賢両氏によるジョアン・セーザル・モンテイロをめぐる対談「この武器=イメージでぼくは何をするのか」のほか、モンテイロがキャリア初期の70年代に執筆したグリフィス、ムルナウ、トリュフォー、ストローブ、そして自らの初期短編についての批評を掲載します(訳:葛生賢)。
対談:赤坂太輔×葛生賢 この武器=イメージでぼくは何をするのか/ジョアン・セーザル・モンテイロフィルモグラフィ/翻訳:セルフインタビューほか 著:ジョアン・セーザル・モンテイロ 訳:葛生賢/マルコ・ベロッキオの足跡(赤坂太輔)/ゴダール・ソシアリスムと豪華客船の映画史(葛生賢)/対談:松村浩行・佐藤雄一/中国独立電影体験(前田佳孝)/中止させられたドキュメンタリー映画祭(中山大樹)/インタビュー:ロウ・イエ/
2011/62ページ/A5サイズ/800円
発行:DVU編集委員会/アドレス:duv_davu@hotmail.co.jp
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/dvu/
冊子名:DVU2
サイズ:A5
部数:600
頁数:136
値段:800円
・漫画家・アニメーション作家・映画監督 新谷尚之インタビュー
『映画の魔』(高橋洋)にて度々言及され、『ソドムの市』(04年 監督:高橋洋)にて特撮と出演を、ホームページ上で高橋洋と往復書簡を……と、どうしても高橋洋さんの名前とセットになっている人がいた……。どうもアニメーション作家であるらしい。そしてついに『映画映術』08年度ベストテン・ワーストテンにて高橋洋・井川耕一郎両氏が彼の監督最新作『灰土警部の事件簿 人喰山』に投票した。
その人物、新谷尚之(にいやなおゆき)とは何者か?
今回、新谷さんのご厚意により、ご自宅へお邪魔させていただき、そこでいくつかの作品を見つつ、お話をお聞きした。新谷さんの係われた作品は大半が自主映画のため、公開の機会は限られている。しかしこれを機会に、ひとりでも多くのかたが新谷さんの作品に興味を抱いていただけたら幸いである。
ブログ、I-pod、デジタルビデオ……。アップリンク主宰の浅井隆さんはデジタルやブログなどのあり方について90年代末から注目し続け、使用する人間としてよりよくあるためのやり方を模索されてきた。
映画・映像作品は、そのメディアで全てが決まるわけではないし、『眠り姫』(07年 七里圭)・『ヴァンダの部屋』(00年)など既にいくつかDVでも、希望溢れる作品は出来つつある。ただ漠然と(こちらもうまく形にしがたい)ネットやデジタルへの不信感は未だ残る。その不安や疑問から、浅井隆さんからお話をお聞きした。
PFF創設初期からかかわられ、自主映画の世界が「映画業界」というものへのひとつの入り口、そのなかへ入るための展望のようなものであった時代に関わられていた西村隆さん。現在はユニジャパンにて、デジタルムービー・自主映画の海外での上映・配給に関わられ、プロデューサーではなくなった現在も自主映画に可能性を与えるための道を開拓している。(4月にドイツ・フランクフルトにて開催されたNIPPON CONNECTIONのNIPPON DIGITAL部門に『ラザロ』(監督:井土紀州)、『童貞。をプロデュース』(松江哲明)、『一万年、後….。』(沖島勲)などの配給に関わられたとお聞きしている。)
今も間口が限られている印象の強い映画産業のなかで、ユニジャパンでの活動は、現在の自主映画から感じられる魅力・ある海外でも通用する力を作品のどういったところから見出せたのか? 海外においてそれらの自主映画がいったいどのような文化を担ったものとして扱われたのか?
・市山尚三インタビュー
極端な言い方を許していただければ、現在こと興行面において映画業界は二極化の状況に陥っている。
巨大なコングロマリットの大資本の下、マーケティング至上主義による所謂ブロックバスタームービーの一般層を巻き込んだ跋扈。膨大なレファレンスに彩られた、ある種サブカルチャーとしての自主映画群のカルト的な隆盛…との二項対立である。
そんな中、東京フィルメックスは「おもしろさ」という原理主義の下に、商業映画も自主映画もフィルムもDVも巨匠も若手監督も全てを同じ地平にし、スタッフの方々の世界各国の映画祭への・数多く応募された有象無象の作品への綿密なフィールドワークの上にラインナップが成り立つ、類稀な潮流である。
今回弊紙は、松竹~TIFF~フィルメックスと活動の場を移され、“興行としての映画”と“芸術としての映画”の両方の視点を持ち併せ、一線で活躍されている市山尚三氏からお話を伺うことができた。
「ふや町映画タウン」とは京都市中京区の麩屋通りにて大森さんが営業しているレンタルビデオ屋である。廣瀬純氏の文章「ふや町映画タウン」への緊急招待』( http://www.boid-s.com/others/259.php )によれば、元旦を含め年中無休で営業、世界レベルで見ても劣らぬ量と質を誇るレンタルビデオ店である。さらにアルバイトを雇わずひとりで店番から全部やっている。なぜか。ひとつは利用客数が圧倒的に少なく、そこでの収入のほとんども更なるビデオの購入に当てられているため。自身の食費も切り詰めているらしい。心ある常連の方々が差し入れを持ってきている姿を見かけることもある。しかし理由は経営状態だけではない。この店でビデオを購入し、お客さんと話し、店を動かしていくこと、それは資本の欲求に回収しきれない、大森さんの「生」そのものであるのだ。
しかし場所が京都のため、すぐに寄ることも出来ず、今年ようやく「ふや町映画タウン」へ来店した。
このインタビューは「ふや町映画タウン」は京都だけの特別な店だと考えるのではなく、ある行動をなしうる、ひとつの可能性として見るべきだということだ。ここへ来ればビデオでいろいろな映画が見られるからそれでいいやと、暢気に喜べばいい話ではない。
duv_davu@hotmail.co.jp
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