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幼いころはただ自分のためだけにシャッターを切っていましたが、
写真を通して繋がる人たちが増えていくにつれ、
誰かのためにシャッターを切るようになっていました。
これは、なんの違和感もなく本当に自然な流れでした。
飽きっぽいわたしが写真を続けてこれたのも、
写真を撮ることによって自分を知り、
相手を知り、
撮られる側も、撮る側も、
写真は人を幸せにできるものだと知ることが出来たからです。
写真は記憶を形にするものです。
撮影を通して新しい自分を、
新しい我が子の姿を、
新しい家族の形を見つけてもらいたい。
その写真を時が経って見たとき、
なくしてしまったなにかを見つけ出すきっかけに、
また新しいなにかを発見するきっかけになれたら…。
そして、その写真や楽しい撮影の空間を、
いっしょに創り上げていくこと。
それがわたしの今の幸せです。
そのときそのときの出会いを大切にして、
末永くお付き合いさせて頂けたら嬉しいです。
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