人間にとって技術とは何か。技術の起源を探る旅の途上の徒然なる備忘録。
「ホモ・ファーベル」とはフランスの哲学者アンリ・ベルクソンが現生人類の本質を規定した用語で「モノづくりをするヒト」といった意味。ヒトという霊長類は、モノづくり(技術)によって人間に進化した、という意味で、ホモサピエンス(理性のヒト)に対置された概念です。当ブログもベルクソンに共感し、現生人間の本質はホモ・サピエンスではなくホモ・ファーベルではないかと考えています。