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野口悠紀雄さんの「ホームページにオフィスを作る」(光文社文庫 2001年)を読んでホームページというのをつくってみたのが、こういう領域に足を踏み入れた最初です。誰も読まない自分のための備忘としてつくりはじめたのですが、ネット環境の進歩によって、いくらか拙文を読んでくださるかたもいるのがわかり、それで何とか今日まで続いてきています。
梅田望夫さんの「ウエブ進化論」(ちくま新書 2006年)を読んで、Hatenaに移行しました。
ある程度まとまった文章を書いてみるきっかけとなったのは40歳すぎにそのころあった毎日21世紀賞というのに賞金に目がくらんで(というかまだその頃高価であった副賞のワードプロセッサ欲しさに)応募してみたことです。最終選考には残ったが落選という結果でしたが、勢古浩爾さんの本を時々読んでいるのは、氏が毎日21世紀賞受賞しているということがあるのだろうと思います。
自分にとっての最大のできごとは20歳ごろに東大闘争(紛争)に遭遇したことで、これは父親の太平洋戦争への従軍に相当するものではないかと思っています。(父親の経験とは比すべきものではないとは思いますが、それでも)
この闘争(紛争)の授業の一切ない長い夏休みのような1年の間に、それまでの怠惰な文学青年が、とにかくも闇雲に本を読むことをする人間となりました。
文学の方面では最終的に吉田健一信者となりました。偶然読んだ村上陽一郎さんの本から科学哲学にも興味を持つようになり、これは最終的にカール・ポパーにいきつきました。
結局、自分の関心はわれわれが明治期に受容した西洋というのが何だったかということに帰すると思いますが、その西洋ということがもっともはっきりとした形であらわれているのが、西洋のクラシック音楽であるという思いがあって、それでクラシック音楽の方面にも関心があります。それと関係があるようなないようなで、65歳で現役生活に一区切りついやときからチェロをならいはじめ、何とかまだ続いています。
70歳をすぎ、これからいつまで続けられるかわかりませんし、事実、記事をアップする頻度はどんどん落ちてきていますが、もうしばらくはぼちぼちと継続していけらばと考えています。
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